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宇宙が手のひらサイズだったとき
Q: 私たちの宇宙はとても小さな状態から
始まり、今もなお膨張し続けています。
宇宙がこの付箋紙と同じ大きさだった
のは、宇宙の始まりからどれくらい後
のことでしょうか?
A: 0.00000000000000000000000000
00000000001秒後
(10のマイナス37乗秒後)
(参考リンク: Dark Candy「火の玉宇宙?」)
参考:「宇宙の歴史ものさし」
KMI Unfolded (素粒子宇宙起源研究所が発行する出版物) Issue 1 より
こちらは「KMI Unfolded」に掲載されている「宇宙の歴史ものさし」です。宇宙の始まりから伸びる4つの矢印には、いろんな基準を使って宇宙の歴史に目盛りがふられています。それぞれ上から順に
(1)宇宙のエネルギー
(2)宇宙の温度
(3)当時の宇宙と現在の宇宙の大きさの比率
(4)宇宙が始まってからの時刻(宇宙年齢)
の目盛りを表しています。一番右側の目盛りが、現在の宇宙に相当する目盛りです。画像をクリックすると、拡大してご覧いただけます。
実は、今回計算で求めた 10のマイナス37乗秒という数字は、この宇宙の歴史ものさしを使えば簡単に読み出すことができます。使うのは(3)と(4)の目盛りです。まず、上の計算で使った値を使い、現在の宇宙の大きさと付箋紙の大きさの比率を計算してください。次に、対応する目盛りを(3)のものさしの中から探します。最後に、そのときの宇宙の時刻を(4)のものさしから読み出すと...?
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