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2022.4.25

​令和3年度 名古屋大学 総長顕彰を受賞しました‼

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​写真:SCTの代表として藤原素子さんが賞状を受け取る様子(左), 他の受賞者との記念写真(右)

KMI Science Communication Teamは3月25日、令和3年度 名古屋大学 総長顕彰を受賞しました。

名古屋大学 総長顕彰は「名古屋大学学術憲章」にある「自発性を重視する教育実践によって,論理的思考力と想像力に富んだ勇気ある知識人を育てる」という目標のもと、学問の研鑽や文化・社会活動等を通じてこれを実践している学生を讃えるとともに、その活動を広く周知することにより優れた人格と創造性を兼ね備えた人材群のさらなる創出の促進を図ることを目的として創立された賞です。

今回の受賞のポイントは以下の二点です。
(1) アウトリーチ活動を通した名古屋大学への高い貢献
KMI SCT はこれまでに、「大学院生の立場で科学を伝える」という強みを生かして、様々なオリジナル企画を完成させてきました。「アウトリーチの場を自ら発見・創出すること」を掲げ、名古屋大学に関連するイベントでも数多く貢献を果たしました。“
Dark Candy”というWebコンテンツでは、一般の方向けに素粒子・宇宙に関する話題を紹介する記事を執筆し、名古屋大学 ホームカミングデーで一般公開しました。“ポケットに物理を”というWebページと連動してデザイン・作成されたオリジナル付箋紙は、名古屋大学教員による出前授業で高校生に配布されました。このように、「アウトリーチ活動を通した本学への高い貢献」が認められ、この度の受賞につながりました。

(2) 大学院生の自己教育の場・研究室の垣根を越えた交流の場としての機能
KMI SCT では「より身近な科学の語り手として社会に発信する」、「アウトリーチ活動を通し、自分自身も研究者の卵として大きく成長する」といった理念のもと、研究室や立場の異なるメンバーが一緒に活動しています。専門知識を有した
素粒子宇宙起源研究所の研究員とともに一般向け記事を共同執筆するなど、多様な人材が集まる中で身分や研究室の垣根を越えた学術交流が自然と実現しています。審査過程では、このチームの「大学院生の自己教育の場・研究室の垣根を越えた交流の場」としての機能も高く評価されました。講評でも、「研究室の垣根を超えた交流に繋がり、大学院生の視野が広がるという教育効果も生み出している。素粒子・宇宙物理研究の裾野を広げ、研究者を育成する上で大変有意義な活動」であると評価いただいています。


今後は、さらに他分野・他研究機関のコミュニティとも連携し、大学院生によるアウトリーチ活動をより一層盛り上げていく所存です。この場をお借りして、チームの活動にご協力・ご支援いただいた皆様に感謝申し上げます。

最後に
「一般の方々に科学の魅力を伝えたい」
「自分の研究についてわかりやすく説明できるようになりたい」
「他の分野・研究室の人と話してみたい」
という方、KMI SCTに参加してみませんか? 参加したい・興味があるので話を聞いてみたいという方はサイト下方にあるE-mailアドレスにぜひご連絡ください!

Link: 令和3年度 名古屋大学総長顕彰 授与式の様子・講評

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