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素粒子ってそもそも何?

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 万物の「素」となる最小単位、それが素粒子です。わたしたちの体も、空気も、植物も、全ての物質は素粒子の組み合わせでできています。

 

 物質が、これ以上「分割できないもの」からできているという考えは、古代ギリシャ哲学に遡ります。この最小単位は

「原子(Atom、元はギリシャ語の ἄτομος)」と呼ばれました。近代になり全ての物質が本当に原子の組み合わせで構成されていることがわかり、水素原子(H)やヘリウム原子(He)などに分類され、もはや「原子」は哲学上の概念ではなくなりました。

・・・が!

20世紀に入り、水素原子(H)やヘリウム原子(He)すらも、さらに分割できることがわかりました。そこで、現在では、究極の最小単位を「素粒子(Elementary particle)」と呼んでいます。

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